エアコンクリーニング 背抜き完全分解 ダイキンAN22TCSK
先日はダイキンのお掃除機能付きエアコンを背抜きしてきました。
AN22TCSKはダイキンのお掃除機能付きでは比較的シンプルな機種になります。

背抜きすると壁には熱交換器しか残りません。
通常熱交換器の裏側はほとんど汚れませんが、過去にご自身でエアコンスプレーなどを使ってお手入れしていたり、プロの業者さんでも通常分解でクリーニングすると熱交換器の裏側に汚れが跳ねて汚れることがあります。
こちらは熱交換器の裏側はほぼ汚れはありませんでした。

しかし送風ファンにこれだけ汚れがあると、通常分解で取り付けた状態ではこの汚れが高圧洗浄により熱交換器の裏側に跳ねてしまいます。
右側のケーシングも、取り付けられた状態では見えている部分の半分くらいは熱交換器や送風ファンの死角になってしまう為、カビが結構残ります。
通常分解でも体感上は普通の人ならほぼ満足出来る仕上がりにはなりますが、匂いに敏感な方やカビアレルギーのある方などは汚れ残りを感じるかもしれません。
またクリーニング後のカビの再発にも違いが出ると思います。

背抜きが出来ると死角が出来やすいケーシング内部の汚れもしっかり落とせます。
背抜きは、ダイキンや東芝などドレンパンがケーシングと一体になっているタイプの「ドレンパン・送風ファン分解」に必要な技術になります。