エアコンクリーニング ケーシング・送風ファン分解 富士通AS-25E

先日は富士通のお掃除機能付きエアコンの完全分解を行いました。
富士通のエアコンはドレンパンがケーシングと一体になっている為、三菱やパナソニックなどのようにドレンパンだけを分解する、といったことが出来ないのですが、ダイキンや東芝と違ってケーシングを分解しても熱交換器は壁に保持される為、背抜き分解は出来ない、という業者さんでも富士通だけは出来ることもあります。

こちらはケーシングを外して熱交換器だけが残った状態の、熱交換器内側の状態になります。
通常、エアコンが汚れていても熱交換器の内側が汚れていることはあまりないのですが、エアコンクリーニングの際に通常分解でクリーニングすると、送風ファンについた汚れは高圧洗浄により熱交換器の内側にはねてしまいますのでこのような状態になります。
通常分解によるクリーニングはコスパを考えれば充分に効果的なクリーニング方法だとは思うのですが、洗浄によってどうしてもこのようにかえって汚してしまう部分が出来てしまうのは欠点ではありますね。
この辺は、洗浄技術の高い業者さんでも通常分解でやればこうなります。

完全分解ならこの部分も直接クリーニング出来ますので、しっかりキレイに出来ます。
また、送風ファンも外してクリーニングしますので、送風ファンの汚れが熱交換器の裏側に跳ねてしまう心配もありません。
ただ、コストパフォーマンスの面からすると若干割高感はあるかなとは思います。
キレイめなエアコンならここまで分解する必要もないと思いますが、送風ファンがホコリやカビでモコモコしていたらやる価値はあると思います。

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